弱酸性クリーン・リフレの活用
安全で強力な洗浄・除菌力をもつ弱酸性クリーン・リフレ
弱酸性クリーン・リフレの特性は素晴らしいもので、株式会社アクトの今後の事業展開にとってもなくてはならないものです。
この弱酸性クリーン・リフレを活用してどのようなことができるでしょうか。さまざまなアイデアがあると思います。このサイトでは、弊社が考案して、既に実用化している弱酸性クリーン・リフレ活用装置のなかから、いくつかを選んでご紹介していきます。
冒頭に★マークのついたリンクをクリックすると、関連する外部サイトに移動します。
■ このページの目次
蹄洗浄・除菌装置
蹄病とその予防対策
蹄病は酪農経営における三大経済的損失のひとつと言われますが、搾乳体系が繋ぎ牛舎からフリーストールやロボットへと移り変わるにつれ、
蹄病への備えが酪農家にとってますます重要なものとなってきました。
多数の家畜を一度に死に至らしめることがないため世間で騒がれることのない蹄病ですが、
蹄病にかかった乳牛は採食量や飲水量が低下して体調不良をおこして、乳量・乳質が低下したり、
空胎日数が長い等、繁殖成績が悪くなったりします。
北海道東部では100頭の搾乳牛につき1日95kgの乳量損失が蹄病のために生じるという報告
(清水, 2016)※があります。
※ 清水友(2016) 疾病と損失について.
★雪たねニュース No.370, p.2-3.
★十勝NOSAI のHPには蹄病による損失について次のように書かれています:
英国の研究者によれば、一症例当たりの経済的損失は蹄底潰瘍で627 ドル(1 ドル108 円でおよそ67,000 円)、白帯病で257 ドル(およそ27,700 円)、 趾間フレグモーネや趾皮膚炎で128 ドル(およそ13,800 円)と報告されています。十勝NOSAI の昨年度の蹄病による共済廃用は約100 頭(全体の0.5%)、 病傷事故は6,585 件(全体の5%)になります。
英国の研究者によれば、一症例当たりの経済的損失は蹄底潰瘍で627 ドル(1 ドル108 円でおよそ67,000 円)、白帯病で257 ドル(およそ27,700 円)、 趾間フレグモーネや趾皮膚炎で128 ドル(およそ13,800 円)と報告されています。十勝NOSAI の昨年度の蹄病による共済廃用は約100 頭(全体の0.5%)、 病傷事故は6,585 件(全体の5%)になります。
また、★酪農総研の報告には蹄病を軽視してはいけないと書かれています:
当社の牛群管理調査の中で、発生疾病の中で乳房炎についで多かったのが、肢蹄病である。 「たかが蹄」と軽視していませんか。経済的損失が目に見えないだけに見過ごされていませんか。 放置すると炎症が蹄の鞘の中の関節や趾間脂球に波及し、廃用になることもあります。
当社の牛群管理調査の中で、発生疾病の中で乳房炎についで多かったのが、肢蹄病である。 「たかが蹄」と軽視していませんか。経済的損失が目に見えないだけに見過ごされていませんか。 放置すると炎症が蹄の鞘の中の関節や趾間脂球に波及し、廃用になることもあります。
蹄病が酪農家の収入に大きなダメージを与え続けているのです。
蹄病の予防のための留意点として牛舎環境の改善、適切な飼料給与、牛のストレスの低減、定期的な削蹄と蹄の状態の確認等がありますが、
最も重要なのは蹄を清浄に保つことです。しかし多くの現場で用いられている蹄浴槽の洗浄や、
汚れによって急速に中和される洗浄水の交換作業が、酪農家にとって大きな負担となっています。
また、蹄浴槽には硫酸銅(5~10%)溶液等の薬液が使用されますが、これらによる環境汚染や中毒事故が懸念されるため、
取り扱い上細心の注意が必要であり、酪農家としてもできれば薬液を使用したくないと思われているでしょう。
ACTの全自動蹄洗浄・除菌装置
ACT Hoof Care System
弊社は、牛の居住域に設置して牛の蹄を全自動で洗浄する装置を新たに開発し、その洗浄液として無塩型次亜塩素酸水(製品名”弱酸性クリーン・リフレ”)を用いることで、上記の問題を解決する製品を完成させました。
配置場所等で異なる複数の装置形式それぞれに対し、噴霧方法の異なる複数の型を組み合わせることで、様々な酪農現場に対応できます。この装置を牛が毎日通る搾乳場所や給餌場所あるいは通路に設置しておけば、備えられたセンサーが牛の進入を感知すると、適切に配置されたノズルから予め適量が作り置かれていた弱酸性クリーン・リフレが噴射されて蹄の洗浄・除菌を行います。
牛が来るのをセンサーが感知してクリーン・リフレを噴霧します
このようにして定期的かつ自動的に全ての牛の蹄をクリーンアップすることで、蹄病の発生を抑えることができるようになりました。
アクトの先導的技術によりこの装置は0℃以下の気温でも作動しますので、冬の北海道でも家畜舎内であれば使えます。
消毒液を使わない、環境にやさしい様々な現場に設置できる多数のシステムをご用意していますので、お好みのシステムをお選びください。
フットバスや硫酸銅はもう使わなくていいんです!
酪農家としての正しい知識で正しい選択をして、コストと同時に損失も下げ、収入増につなげましょう。
お客様の声
これはヒットだね。使いだしてから蹄病が1頭も出てないぞ!
牛屋は蹄病と乳房炎がなくなれば儲かるよ。
組み合わせが自由なんだね。消毒液を使わず、環境を汚染しないのは大事なことだよね。
畜舎内清浄化装置
今の畜舎は大切な家畜達にとって快適で安全ですか?
アクトの弱酸性クリーン・リフレ(3室型電解装置クリーン・ファインで製造します)とその噴霧装置を導入することで、一年を通して自動的に、
畜舎内外の空気と壁・床・給餌箱などの表面を清浄に保つことができます。寒い冬の朝でも洗浄液やノズルの凍結の心配がなく、
メンテナンスも簡単なこの装置で、冬の畜舎内の乾燥を防ぐと同時に除菌することで、伝染病の発生が低減されます。
夏の暑さ対策として、畜舎の内外に噴霧することで清浄化と同時に打ち水(冷房)の効果もあります。
次亜塩素酸水の空間噴霧については既にいくつもの試験研究報告がありますが、それらを総合的に解釈すると、
弱酸性クリーン・リフレを適切に噴霧することで、空気中に浮遊する、あるいは噴霧個所周辺の個体表面に付着する病原体を除菌する効果が大きく、家畜の疾病予防に有効です。
ACTの畜舎清浄化装置
ACT Livestock Barn Disinfection System
下の図は本装置を豚舎に設置する場合の一例です。真水や消毒薬の入った水を噴霧することも勿論可能ですが、弊社としては、
真水のように安全で消毒薬と同等以上の除菌能力をもつ弱酸性クリーン・リフレの使用を自信をもってお勧めします。
実際の装置では温度センサー、湿度センサー、凍結防止装置、コントロールユニットなどの付帯装置を用いることで、連続自動運転が可能です。
畜舎全体を清浄化すると同時に家畜の皮膚も除菌できます!
夏の暑さ対策にもなる畜舎内への弱酸性クリーン・リフレの噴霧状況
環境や畜体にダメージを与えずに、畜舎内を丸ごと清浄化!アクト独自の技術です!