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クリーン・リフレで鳥インフルエンザ対策を行う

毎年渡り鳥の季節になると各地の養鶏場での感染が危惧される鳥インフルエンザウイルスですが、このウイルスに対しては次亜塩素酸水が効果的である事は既に確認されていて、次の論文で公表されています。

掲載誌: Archives of Virolog. Vol.159, pp.405-412(2014)
著者:Tamaki et al.
題名:Virucidal effect of acidic electrolyzed water and neutral electrolyzed water on avian influenza viruses

この論文では様々な有効塩素濃度とpHの試験液とウイルス液を混ぜ合わせた際の、各試験液によるウイルス不活化性を評価していますが、 その内容を纏めますと以下のようになります:
(1) 有効塩素濃度が32.4~43.2ppmの電解水(pH6.4)と鳥インフルエンザウイルスを99:1の液量比で混合した場合、1分の反応時間でウイルス不活化効果が認められた。
一方、有効塩素濃度が10ppm程度である場合は明確なウイルス不活化効果は認められなかった。
(2)酸性電解水(pH1.0~2.5)の鳥インフルエンザウイルス不活化効果は強力で、その効果は有効塩素濃度が0ppmでも変わらなかった。

つまり、pHが2.5以下の次亜塩素酸水の場合は有効塩素濃度に関係なく、またpHが6.4の次亜塩素酸水の場合でも有効塩素が32.4ppm以上の場合は、この論文の実験条件において、鳥インフルエンザウイルスを不活化する効果が認められました。

この論文が示しているのは、アクトのクリーン・リフレや、それをアルカリ電解水と混合して作るニュートラル・リフレ(有効塩素濃度が45ppm以上あるいはpHが2.5以下のもの)は、鳥インフルエンザウイルスの洗浄・除菌液として効果的に使用できるということです。

クリーン・リフレを除菌液とするアクトの畜舎除菌システムや車両消毒装置を正しく用いれば、人体や畜体に悪影響を与える事なく、効率良く畜舎内環境や畜舎に出入りする車両等の洗浄・除菌が可能です。培われたアクトの技術により、これらの装置は今のような寒い時期にも凍結の心配なく稼働できます。